2017/10/19
9/19の「世界の日本人妻は見た!」で最終回となることが分りました。
しかし長年放送してきた番組がなぜ今になって終わってしまうのでしょうか?
今回はそんな番組終了理由について調査してみました。
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視聴率が理由?
番組終了として最も多いのが視聴率です。
「世界の日本人妻は見た」の視聴率はいくらだったのでしょうか?
この番組の視聴率は10%~8%程度です。
良い時もあれば悪い時もあるようですね。
ですが最終回の理由とは言い切れませんね。
他にも何か理由があるのでしょうか?
似たような番組が増えた
ここ最近、よく日本人が世界の人や物、生活について調査する番組が急増しています。
有名な番組では「イッテQ」「世界まる見え」「世界仰天ニュース」「YOU」などがあります。
そのほかにも沢山、世界を特集した番組がありますが、数えるとキリがありません。
増えた理由は様々ですが、大きいのは「安く、視聴率が取れる」ことでしょう。
有名なタレントをあまり連れ込まなくても、視聴率はある程度稼ぐことが出来る為、目をつけるテレビ局も多いのでしょう。
このように似たような番組が多くなったことで、他番組との競争が激しくなるようになりました。
さらに「世界の日本人妻は見た」と同じ日に「世界の村で発見!こんなところに日本人」さらには「ありえへん∞世界」でも海外ドキュメンタリーを放送しています。
他局との番組競争に負けた、もしくは番組が被ることによるネタ切れも最終回の理由として考えられます。
番組の方向性の変化
本来「世界の日本人妻は見た!」は海外で慣れない生活に対して奮闘する日本人の女性を紹介する番組であった。
しかしいつからだろうか、「日本人女性の奮闘」ではなく、「この国はこんなに不便な、もしくは驚くべき生活を送っている」ことを紹介する番組に変化していったと感じています。
日本人から見たら、面白いかもしれないが、海外の人からすると、あまり見ていて良い気分ではないと思いますね。
これは番組予告を見るとなんとなく分りますね。
番組予告はこちらからどうぞ
こんな話があります。
とあるフランスに暮らしている女性に番組出演の依頼が来たのですが、なぜか最終的には断られることに。
なぜ断られたのでしょうか?
出演拒否の理由は“海外生活で困っていることがない”ことだった。彼女はフランス生活でこれと言って困っていることがなく、日本よりもむしろフランスでの生活が自分にとっては快適だと番組製作担当者に話したそうだ。つまり、充実した海外生活を送っている日本人妻を取り上げても番組としては面白くなりそうにないと判断されたわけである。
出典元:MADAMERIRI
あまり話題にならない、これが断った理由なのでしょう。
面白い番組をつくるためには多少は仕方がないかもしれないが、そんな番組の方向性の変化が原因で離れていった視聴者も少なくないようですね。
いつの間にか、日本人妻の奮闘よりも世界の不便や変わった習慣に焦点を当てるようになったこの番組。
さらに台湾では実際にこの紹介方法について批判が相次いだようです。
海外に住む日本人女性の生活を紹介するバラエティー番組「世界の日本人妻は見た!」の台湾編が27日、台湾の日本専門チャンネルで放送され、その内容に対してインターネット上では「台湾の人のイメージを汚した」として議論が巻き起こっている。複数メディアが伝えている。
出典元:http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201412300011.aspx
このような海外のイメージを崩しかねない紹介に批判が集まったことも番組終了の理由と考えられますね。
まとめ
これからも海外を調査する番組は増えるでしょう。
これから生き残っていくためには、何か工夫をしないといけないのでしょう。
しかしあまり面白さを求め過ぎて、間違った形で伝えてしまうことは避ける必要がある。
難しいですね・・・
これからも世界を焦点に置いた番組の競争はより激化するかもしれませんね。