2017/10/19

最近ではスマホゲームの普及によりどこでもゲームが楽しめるようになりましたね。
ですがその手軽さが原因で物議を醸すケースもしばしば見られるようになりました。
会社の休憩中のゲームのその1つです。
この問題はかなり難しいですよね・・・。
実際、休憩中にゲームをするのはダメなのでしょうか?
今回は会社における休憩中のゲームについて考えていきましょう。
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休憩中のゲームはアウト?
結論からいうと会社休憩中のゲームを禁止するのは難しいと考えられます。
労働基準法第34条3項
使用者は、第1項の休憩時間を自由に利用させなければならない
休憩時間の使い方は原則としてその労働者の自由です。
編み物やスマホでゲームをすることは、ほかの従業員の迷惑にならないと考えられ、制限してはいけないでしょう。また、買い物に行ったりお昼ご飯を食べに帰宅するなど、会社の外に出て行動することも制限されないと考えます。
出典元:http://news.livedoor.com/article/detail/13204242/
休憩時間中であれば外出したり、極端な話になりますが遊びに出かけたりしても問題はありません。
ただしその行為によって会社の業務に支障をきたしてしまう場合など合理的な理由が存在すれば制限をかけることは可能です。
会議室を占拠してゲーム大会など、余程なケースでないと休憩中のゲームを業務妨害として禁止されることはないでしょう。
要するに常識の範囲内であれば基本的には何をしてもオッケーということです。
専門家の見解は?
ここでは専門家の見解を紹介します。
ある会社では休憩中にパチンコに行ったことが発覚、社内は険悪な雰囲気になったそうです。
果たしてこのような場合は違反行為になってしまうのでしょうか?
パチンコについては、制服で行くなど仕事をさぼっているかのように見える場合には、企業の社会的評価を下げるおそれもありますので、制限される余地はあります。しかし、私服に着替えるなど、会社の業務時間内のサボりと間違われない配慮をしていた場合には、制限するのは行き過ぎだと思います
出典元:http://news.livedoor.com/article/detail/13204242/
パチンコによって会社の社会的な評価が落ちるかどうかが重要みたいですね。
この場合は制服を脱ぎ私服に着替えて外出した方が良いでしょう。
逆に会社の評価に影響を与えなければ、休憩中の行為を制限するのは難しいみたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
- 休憩時間中は基本的に何をしても良い
- ただし業務に支障をきたす場合は制限も可能
- 会社の評価を下げる休憩は禁止される可能性もある。
もし「風紀を乱す」などの理由で制限を掛けらる場合でも具体的にどのように業務妨害につながるか、根拠がなければ禁止にするのは難しいでしょう。
ですがいくら自由だからと言って音量を上げてプレイしたり、人前で堂々とゲームをするのは避けた方がいいでしょう。
大切なのは相手の気持ちを考えることです。
「ここでゲームをしても大丈夫だろうか?」
こうした配慮も大事だと思います。